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K-1チャンピオンが2店舗目のジムオープンで重視したシステムによる業務効率化

2023.12.11

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K-1の世界でライト級&スーパー・ライト級のチャンピオンであり、 『THE MATCH2022』での活躍も記憶に新しいファイター山崎秀晃選手が、 2023年3月に縁の地・町田にオープンしたのが「Glanz町田店」だ。本領のキックボクシングではなく、あえてフィットネスに特化したジムを “セミパーソナル”というスタイルで始めた理由と好調の秘訣に迫る。

※本記事は、「FITNESS WORLD Vol.21」に掲載された同内容の記事を、媒体社の許可を得て転載したものです。

INDEX

1.ホームタウン町田で拓いたフィットネスジムの新境地

今回は多くのトレーニーの方々がご存じであろう、K-1を代表するファイター・山崎秀晃(ヤマザキ・ヒデアキ)選手が代表を務める、セミパーソナルジム『Glanz町田店』を取材させていただいた。

K-1の世界でライト級&スーパー・ライト級のチャンピオンであり、『THE MATCH2022』でも活躍された山崎選手に、 強さの秘訣でもある筋トレについて聞かせていただく中で、垣間見えたジム運営へのこだわりとは――。

FITNESS WORLD(以下FW):セミパーソナルジムGlanzのコンセプトを教えてください。

山崎秀晃(以下山崎):セミパーソナルジムGlanzは2021年7月に神奈川県横浜市青葉台に1店舗目をオープンしました。青葉台店はエリア最大級の女性専用ジムとして運営していて、そこから2年も経たない2023年3月1日、ここ町田に2号店となるGlanz町田店をオープンさせていただきました。この町田店では男女問わずセミパーソナルを受けていただくことができます。また、ピラティスやキックボクシングも希望があれば実施していて、お客様のニーズに合わせたメニューをご提供しています。格闘技ファンは男性9割ですが、この施設の顧客は女性が6割です。清潔感のある施設や、キッズスペースを設けるなど、お子様と一緒に利用することができる点が評価されているのではないかと思います。

FW:早速なのですが、「セミパーソナル」とはどういったプランなのですか?

山崎:マンツーマン指導ではなく、トレーナー1人が数人に対して指導を行うのがパーソナルジムとの大きな違いですね。同じ時間に居合わせた会員さんで、それぞれの課題に合わせたメニューをこなしていくのですが、トレーナーが1人で対応するので付きっきりではないです。それが“セミ”パーソナルの所以。でもその分、友達同士で参加しやすかったり、料金もマンツーマンのパーソナルより安くなるのが特長ですね。

FW:参入障壁も低く、コスパもいい。仲間と誘い合わせて通いやすいなど、特に初心者の方にはすごく良さそうですね。ちなみになぜ町田に開業されたのですか?

山崎:町田は僕のホームなんですよね。上京してきてからずっと町田一筋。むちゃくちゃいい場所じゃないですか、町田って。想いが詰まったこの町田で、恩返しを込めてジムをオープンするのが夢だったんです。

FW:山崎選手は格闘家ですが、以前から筋トレにも力を入れていたんですか?

山崎:昔から大好きなんですよね。野球と筋トレが好きなんです。試合に勝つためにも筋トレは欠かせないです。

FW:これまで試合に勝てているのは、筋トレのおかげ?

山崎:間違いないです。筋トレしてなかったら勝てなかった試合もあると思います。いろんなメディアでも言ってますが、筋トレは昔から継続してますね。試合でキツイときに粘れたりとか。格闘家ってそんなにみんな筋トレしないんですよ。だから僕はやるんです。

FW:格闘家として十分な地位がある中で、ジムを立ち上げようと思ったきっかけは何だったんですか?

山崎:もともと、格闘家一本で一生涯家族を支えていくのは難しいなと思っていて、何かしたいなと思っていたんです。ちょうどそんな折、知り合いの社長さんから経営のノウハウを学び、いろいろご助力をいただきながらジムの立ち上げに至りました。やっぱりフィジカルトレーニングの大切さを、もっともっと一般の方にも知ってほしいなという想いが一番ですね。

格闘家として活動する中でフィジカルトレーニング(筋トレ)の大切さを自ら実感し、スポーツ選手だけではなく一般の方々にも定期的なトレーニングを日々の生活の一部にしていただきたいと願い、キックボクシングジムではなくフィットネスジムを作りました。

そして、気軽に参加しやすいセミパーソナルがいまのトレンドであり、今後の常識になってくるのではないかとにらみ、あえてこのジャンルで始めました。やっぱり集団で行うのでパーソナルよりも一人当たりの価格を抑えられるし、みんなでやるので満足感も高いんですよね。

FW:素晴らしいです。山崎選手のファンの人も多く来られるのでは?

山崎:ええ。結構いらっしゃいますね。ありがたいことに。でもいままで知名度を使った集客はしてないので、「満足感が高い」という口コミで多くのお客様に来ていただいているんだと自負しています。

K-1チャンピオンが2店舗目のジムオープンで重視したシステムによる業務効率化

2.『hacomono』の導入で4時間分のレッスン枠を創出

FW:ジムの経営としては順調ですか?

山崎:はい、おかげさまで順調にスタートできています。好調を保てている要因の一つとして、青葉台店では導入しなかったhacomonoさんの顧客管理システムを、今回の町田店から導入したことがありますね。

FW:なぜhacomonoを導入することに?

山崎:もともと紹介で教えていただいて。やっぱり業務効率が全然違います。格段に良くなりました。予約可能なメニューがいくつかあるんですが、その予約管理業務に人を介さずに済むんです。トレーナーの空き時間を逐一確認したり、予約漏れが起きてしまうなんてこともありません。また、予約管理を自動化したことで、セミパーソナル予約も時間いっぱいに取っていただくことができるようになっています。おかげで毎日パッツパツですよ(笑)。

FW:お客様からしても予約が取りやすくなったり?

山崎:そう、お客様から見ても空き時間が明確にわかって、予約が取りやすいと思いますね。そのおかげで会員数も順調に伸びています。そもそも青葉台店はレッスン後、口頭での次回予約やカルテの記入時間として、次のレッスンまでの間を30分とっているんです。1日8レッスンあるとしたら、30分×8=240分と、4時間を費やしている計算です。hacomonoを導入した町田店は、その時間もレッスン時間にあてられますから、そのぶん集客につなげることができます。将来的に多店舗展開するなら「絶対このシステムが必要」と感じたことも、導入した理由の1つです。

FW:他にいいところはありますか?

山崎:機能がオールインワンなんですよね。予約だけじゃなくて会員登録もオンラインでできるし、お支払いのカード決済もhacomono連携でできてしまうので、お互いに楽ですよね。あとは、僕もまだまだ知らない機能がたくさん眠っていて、使っていくうちに「こんなんもできるんや!」って知っていくんですよね。だからhacomonoさんには、まだまだ期待しています(笑)。

FW:最後に、今後のGlanzの展望について教えてください。

山崎:いますぐに!とはいかないですが、できる限り店舗を増やしていきたいと考えているので、hacomonoさんにも引き続きお世話になりたいと思っています。

K-1チャンピオンが2店舗目のジムオープンで重視したシステムによる業務効率化

取材・文/愛知翼(FWJ編集部)

取材協力:Glanz町田店
東京都町田市森野1-36-1 渋谷ビルB1F
TEL:045-532-8280

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