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パーソナルジムをフランチャイズで開業するメリットと失敗しない経営のコツ

2023.06.01

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パーソナルジムをフランチャイズで開業するメリットと失敗しない経営のコツ

パーソナルジムを自力で開業する場合、資金面や集客力、経営面での苦労が絶えません。「できるだけリスクがなく開業したい」「経営に関する知識に自信がない」という場合は、フランチャイズでの開業をおすすめいたします。

INDEX

1. フランチャイズでのパーソナルジムの経営が収益が安定する理由とは?

コロナ禍によって多くの業界で経営に影響が出ていますが、なかには業績を伸ばしている業界もあります。そのひとつがパーソナルジムであり、利用者数が増加しています。

本記事では、「なぜパーソナルジムが注目されているのか」「フランチャイズ経営がおすすめの理由」「フランチャイズでのパーソナルジムの経営が収益が安定する理由」について、解説します。

1-1. 市場規模の拡大

現在フィットネス市場自体が拡大しており、フィットネスクラブやオンラインレッスンなどのサービスの需要が高まっています。パーソナルジムも同様で、より真剣にボディメイクを目指している人、運動をしたいけれど運動の仕方がわからない人、周囲の目を気にせずに運動がしたい人などに主に利用されています。

パーソナルジムはマンツーマン指導を受けられるほか、食事指導などの手厚いサービスが受けられることが特徴です。

1-2. コロナ禍による需要の変化

コロナ禍でどのように需要が変化したのか、知っておくことは経営上非常に大切なことです。ここではパーソナルジムの利用者が求めているニーズについて、解説いたします。

1-2-1. 運動不足の解消

コロナ禍という新しい生活様式において出てきた不安のひとつが「運動不足」です。外出自粛やテレワークの普及などの影響により、生活習慣が大幅に変わったケースは少なくありません。その結果、以下のような体に関するさまざまな悪影響が報告されています。

  • 一日当たりの歩数が減る
  • 体重が増えてしまう
  • 生活リズムの乱れと、メリハリのつけづらい生活から集中力が途切れがち
  • 肩こりや眼精疲労、腰痛などテレワーク特有の不調の増加
  • 血流の悪化による健康リスク など

いずれも健康に関わることであり、運動をとおして解決できる部分が多いです。しかし「思う存分、体を動かせる場所が少ない」「通勤による移動が唯一の運動だったため、意識して運動するとなると方法がわからない」といった方が多いでしょう。

コロナを経て変わった生活様式、それにマッチする運動習慣として注目されているのが、パーソナルジムでのトレーニングです。

1-2-2. 密を避けたトレーニングの実施が可能

3密を避けた生活様式は、フィットネスクラブへの通いづらさにつながっていますが、パーソナルジムの場合、トレーナーとマンツーマンでトレーニングができるため、密になる環境を避けられます。ほかの利用者と同じ部屋で運動をすることもなく、完全個室で予約制です。不特定多数と同じ空間に入る状況を避けられるのも、パーソナルトレーニングの魅力です。コロナ禍で運動不足に悩んでいる人に対して安心感を提供できたことが、パーソナルジムの需要増加へとつながっています。

2. フランチャイズでパーソナルジムを展開するメリット

個人でパーソナルジムを経営するのもいいですが、フランチャイズでの経営もおすすめです。その理由やメリットについて解説します。

2-1. 本部のブランド力が生かせる

個人でパーソナルジムを経営する場合は、ゼロからのスタートになります。基礎からすべて自分でプロデュースできるのは魅力的ですが、経営にあたって大切なのは集客です。

無名のパーソナルジムに通うよりも、有名なパーソナルジムのほうが安心感を持つお客さまも多いでしょう。フランチャイズでパーソナルジムを展開する場合、本部のブランド力を利用して、集客を行えるのが特徴です。

また、本部の屋号をそのまま使えるため、ある程度お客さまに信頼された状態でスタートをきれます。看板を見ただけで提供しているサービス内容をイメージしてもらえるため、入会につながりやすいのは大きなメリットといえます。

2-2. 本部からのサポートが受けられる

フランチャイズでパーソナルジムを展開すると、成功するための経営ノウハウを持っている本部のサポートを受けられます。業務内容はマニュアル化されており、それを利用して店舗運営を行うことが可能です。フランチャイズに加入することで、仕入、接客、広告宣伝など経営にまつわることはもちろん、スピーディな開業準備、経営を軌道に乗せるための方法なども教えてもらえます。さらに開業時だけではなく、継続的なサポートも受けられます。

2-3. 店舗経営未経験でも開業しやすい

フランチャイズは教育制度があり、初めて店舗経営をする方でも成功できるよう、充実した研修を受けられます。フィットネス業界の経験がない方や経営の経験がない方でも開業しやすく、それでいて失敗が少ない方法といえます。「自分の店舗を持ちたいけれど、わからないことが多すぎて二の足を踏んでいる」という方は、フランチャイズでの開業をおすすめします。

2-4. 資金が調達しやすい

本部が加盟店に資金のサポートをしているケースもあります。フランチャイズで開業を目指す場合は、まずは資金サポートの有無について聞いておくのがおすすめです。ある程度本部となる企業の規模が大きい場合は、銀行の融資も受けやすくなるメリットがあります。

パーソナルジムをフランチャイズで開業するメリットと失敗しない経営のコツ

3. フランチャイズでパーソナルジムを展開するデメリット

フランチャイズでパーソナルジムを開業するメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。

3-1. ロイヤリティがかかる

フランチャイズでパーソナルジムを開業する場合、ロイヤリティや加盟金などの費用を本部に支払う必要があります。ロイヤリティとは、本部が積み重ねてきたノウハウを共有してもらう対価であり、必要経費です。

3-2. 独自の経営が取り入れづらい

フランチャイズは本部あってこそのビジネスモデルのため、契約条件があります。契約条件は他のフランチャイズ店と一律であるため、独自で考えた施策を取り入れて経営をすることは難しいといえます。自身で勉強をしてきた経営に関する知識やノウハウを取り入れたいと思っていても、契約条件があるため無駄になってしまうケースもあるため、注意しましょう。

3-3. 契約には本部との詳細な取り決めがある

フランチャイズでパーソナルジムを開業する場合、本部との契約条件のなかに詳細な取り決めがあるため、個々の意見は通りにくいケースが多いです。取り決めがあるというのは悪いことばかりではありませんが、レッスン内容や内装などに自由度を求める場合、この取り決めが窮屈に感じられるかもしれません。

4. フランチャイズでパーソナルジムを展開する開業資金は?

自力での開業でも、フランチャイズでの開業でも資金は必要です。事業展開するための開業資金である「初期費用」と「ランニングコスト」について解説します。

4-1. 初期費用

初期費用の内訳は以下のとおりです。

  • 加盟金・保証金
    本部のブランドやノウハウを利用することに対して支払う資金で、加盟時に一度だけ発生する支払いです。なかには0円のところもありますが、大半の企業が加盟金や保証金を設定しています。加盟金が0円の場合、毎月継続して支払うロイヤリティが高額になるケースがあるため、注意が必要です。さらに加盟金とあわせて、保証金も支払います。
    保証金は、ロイヤリティなど支払いが滞ったときのための費用です。加盟金は返金されないものの、保証金は契約解除の際に返金されます。
  • 研修費
    フランチャイズの特権でもある、ノウハウを学ぶための研修にかかる費用です。店舗を問題なく経営するために、研修を実施している店舗が多いです。研修費については加盟金に含まれている場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
  • 物件取得費
    本部で店舗を用意する制度がない場合は、自身で店舗を用意しなくてはなりません。物件取得費は店舗を用意する際に必要な費用で、ここには敷金・礼金・保証金などの費用はもちろん、改装にかかる施工費も考えておく必要があります。
  • 機材購入費
    パーソナルジムの開業の場合、機材購入費がかさむ可能性があります。ベンチプレス、ストレングスマシンなどを複数台導入する予定の場合は、余裕のある資金調達が必要です。一方、小さめの床面積で開業する場合は、多くのマシンを置くことは不可能なため、機材購入費の削減が見込まれます。
    開業時に必要な資金は、継続的にかかるものではありません。しかし、開業の基盤を作るために必要な費用であるため、内訳をしっかり把握しておくことをおすすめします。加盟するフランチャイズによっては、上記以外の費用がかかる可能性があるため、事前に必ず確認してください。

4-2.ランニングコスト

初期費用は一回限りですが、ランニングコストは、店舗を運営する限り費用が発生し続けます。

  • ロイヤリティ
    フランチャイズ特有のランニングコストで、毎月かかる費用です。会員数が増えるまでは、なかなか収支がプラスにならないケースがあるため、必ず事前に金額を確認しましょう。
  • 人件費
    人件費は、店舗の規模によって異なります。個人の場合は特に人件費はかかりませんが、スタッフを雇う場合は、売り上げのうち10~30%が人件費になる計算です。
  • 店舗費用
    店舗規模や出店エリアによって大きく金額が異なります。マンションの部屋を借りた小さなパーソナルジムの場合は、月あたりにかかる出費は少なくてすみます。規模が大きければ大きいほど、賃貸料は高額になるので、注意が必要です。
    ランニングコストの中でも店舗費用は、経営を圧迫する可能性が高い費用になります。賃貸料は売り上げのうちの10~20%以内に抑えられるように意識して、物件を探すことをおすすめします。
  • 光熱費
    光熱費は、想定よりも意外とかさんでしまう費用です。照明を電気代が安いLEDにしたり、シャワー設備の数を減らすなど、工夫をするとよいででしょう。
    安定した経営をするためにも、開業資金としてランニングコスト3ヶ月分の費用を用意しておくのがおすすめです。費用を抑える方法としては、「小規模の店舗からスタートする」「長期的なコストを考えたマシン選びをする」などを意識してみてください。

パーソナルジムをフランチャイズで開業するメリットと失敗しない経営のコツ

5. フランチャイズでパーソナルジムを開業する際の成功ポイント

フランチャイズは、「本部のブランド力を利用できる」という点が最大のメリットです。フランチャイズで開業し、成功するためにもここで紹介するポイントをしっかりおさえておきたいところです。

5-1. ブランディング力のある企業を選ぶ

パーソナルジムを経営するにあたり、事前のリサーチはとても重要です。リサーチをする際は、人気のパーソナルジムはどのようなサービスを提供し、他の店舗とどのような差別化を図っているか、料金プランはどうなっているか、などを細かく調査しましょう。

さまざまなノウハウやテクニックを駆使し、人気を獲得しているパーソナルジムのフランチャイズに加盟するのが、儲かる店舗経営を目指すには効率的といえます。営業形態のリサーチも忘れずにしてください。

5-2. ターゲットを明確にして出店場所を決定する

客層や性別など、ターゲットを明確にし、それにマッチした出店場所を選ぶのが重要です。仕事終わりのビジネスマンをターゲットにする場合は、ビジネス街からのアクセスがいい立地を選ぶ、女性専用のパーソナルジムの場合は、人通りがあり安全な立地を探すなどの工夫が必要です。

5-3. 会員へのフォローや設備の質を高める

パーソナルジムの経営では、ただトレーニングをしてもらうだけではなく、私生活のフォローや相談をしやすい環境作りをすることも必要な要素です。また、設備を充実させるとそれだけ提供できるサービスやレッスン、プログラムが増えるため、質を高めるために定期的に工夫をしていきたいところです。

6. まとめ

パーソナルジムの経営にあたり、フランチャイズは非常に有利とされています。難しい集客の問題もブランド力を利用することである程度クリアにできますし、本部の経営ノウハウを研修を通して得られます。

フランチャイズでパーソナルジムを開業すると、継続したサポートを受けながら経営できるため、開業を考えている方は、フランチャイズでの開業を検討してみてはいかがでしょうか。

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